深まる〜♬
今回の展覧会での
私の作品です
展覧会では
毛筆の掛軸などの
少し大きめな作品と
毛筆や筆ペン、ペン字などの
小品とがあります
私と妹、その娘たち二人の
計4人が講師をしている
カルチャーや自宅の塾の方々が
ご参加くださって
100点以上の作品が並びました
講師はそれぞれ二点づつ出品しました
私の作品
今日は一点目
小品をご覧いただきます
こちらは自作の俳句を4句
四季折々のものに絵を添えて書きました
作品作りは
自分の部屋に飾って楽しい
がコンセプト
塾の皆様にも
そんな作り方をお勧めしています
そして
今日の字は「俳」です。
※篆書は今でも実印などに使われる書体です。
「非」はクシの形からできた字です
それも両側が歯になっているクシ
そう言われれば
まんまクシの形ですね
それがなんで「非ず」
みたいな意味になったのかといえば
音を借りて使ってたら
いつの間にか
「あらず」の意味になっちゃった
というストーリーです
そして「俳」も同様に
クシの意味は全くなく
説文という古い辞書に
「戯(たわむ)るるなり」とあり
「たわむれる、おどけ」の意味に使われるようになります
それで
滑稽な動作をして歌い舞い歌う
わざおぎ(役者)を俳優といい
滑稽を主とする俳諧連歌(はいかいれんが)の
第一句(発句)が独立して俳句が出来ました
またまた深まる教養〜
秋でございます