近江國果
使い方が
おしゃれだな〜
と思って
見とれてしまった
たねやさんの包装紙
これがかけ紙のように
箱にかかっておりました
何が書いてあるのかと思ったら
たねやさんの社訓みたいな
お菓子のことや商いのこと
いつ頃のものかは
わかりませんが
きっと代々伝わるものなのだと思います
印の大きさや位置
箱にかかっている時の雰囲気
そして別に読んでくれとは
決して言ってない
おしゃれな使い方
どこにもそのデザインの謂れは
書いてありませんでした
余計に知りたい
印は
「近江國果」と書いてあります
今日は「果」です。
※金文は青銅器などに鋳込まれた書体です。
篆書は今でも実印などに使われる書体です。
木になる実の形です
花が咲き終わって果実となるので
成長を「果し」その結果(実を実らせること)として
果実が収穫されるのである
ことを果たすことから
最終の状態を決断する意味にも使う
By 静ちゃん『常用字解』
たねやさんの包装紙にも
お菓子の源は果実だよ〜
と書かれています
「大自然の草木の幸」で
季節を感じるものなんだ
みたいな文言がありました
それで「たねや」さんという
店名なのかもしれませんね
秋は結実の季節
素敵な実を実らせたいものですね