バチって…
コピー機のない時代…
私はガリ版印刷も知っています
ヤスリの板の上に油紙みたいな原稿用紙を乗せて
鉄筆でガリガリ書くのです
多分それで「ガリ版」です
鉄筆でガリガリと原稿書くのが好きでした
書きあがった後、謄写版に原稿を張って
インクをつけて刷るのです
インクの匂いも好きでした
小学校の低学年でした
学年が上がるとデュプロとかいう
鉛筆で原稿を書く
コピーの走りみたいなのが学校に出現しました
原稿を書いて
それを機械に取り付けて
それから印刷
結構手間のかかる作業でした
とっくの昔のことで
そんな手間のかかることなど
すっかり忘れておりました
すぐにコピーできるのは
当たり前だから
ちょっと有難さも忘れてます
だからコピーされたものも
当たり前になってて
しかも安いもんだから
どんどんコピーして
どんどん捨ててるような
…
バチが当たらないようにしないとね
今日は「当」です。
※金文は青銅器などに鋳込まれた書体です。
篆書は今でも実印などに使われる書体です。
旧字体は「當」です
旧字体を見るとなんとなくわかりますね
上部が神気で
神が現れた〜
という印
そしてその下が
祈りの儀式のための器と
田んぼの神様です
いわば農耕儀礼のための文字だったのかもしれませんね
文字のいわれをありがたく受け止めたら
宝くじも当たるかも〜
と言ってる時点で
違うね
当たり前って
実は深いね