五郎丸???
幼い頃は
意味がわからないお菓子でした
お菓子の華やかさはないし
味もただの砂糖だし…
そんなお干菓子の魅力が
最近わかるようになった気がします
これはやはり
お抹茶と一緒が一番美味しい〜
そして
この品の良い甘さは
ただのお砂糖の塊ではないのです
色や形も
四季に関するものがたくさんあって
それはそれは
美しく麗しいお菓子です
これは富山の五郎丸屋というところの干菓子です
「薄氷」という名のお菓子ですが
季節限定の「あやめ」という銘のもの
色といい
シンプルな形といい
これで「あやめ」を現しているって
すごくない
素晴らしいですね
和菓子の世界も深そうです
今日は「富」です。
※金文は青銅器などに鋳込まれた書体です。
篆書は今でも実印などに使われる書体です。
酒樽の形からできた文字です
大きい器でたっぷりあるところから
「富」の意味になりました
なんとこのお干菓子は
真綿に包まれて
大切に入っておりました
そんな心遣いも
素敵ですね
大切にしたい日本の「富」です