一緒にね♬
お稽古の時
毛筆の場合は一緒に書くという事を
よく致します
筆の使い方がわかるように
一緒に筆を持って書きます
筆はとても単純な道具なので
簡単そうですが
実は
ちょっとした傾け方や
運び方で
線が変わってくる
いわば技術のいるものです
でも技術は習得できるもの
包丁のさばきかたや
お化粧の仕方などと
とっても似てることなのです
電車の中でお化粧している若い女の子たちが
いったん筆を持ってみましたならば
すごい技が発揮できると
いつも密かに思っています
今日は「電」です
※金文は青銅器に鋳込まれた文字です。
篆書は今でも実印などに使われる書体です。
アメカンムリの下は
ピロっと下が曲がっていますが「申」です
この「申」が
実は稲光の形からだったんですね
「神」のツクリも同じです
暗い空を切り裂く稲妻は
神のメッセージだったわけで
光っている様は
何やら厳かにも感じますね
文字が伝えるものは深いな〜