隅田川の花火
「隅田川の花火」という銘の
紫陽花
毎年
信子ちゃんの家の庭に咲くものを
いただきます
今年も見事に咲いています
ほんのり色づく花芯近くのグラデーションが
儚げで
美しいのです
和の色あいだなぁと
うっとり眺めております
和のテイストは
よく侘び寂びなどと言われますが
少し儚い様子や
寂しげな姿が似合ます
それでいて
強さを秘めているような…
ね
今日は「眺」です。
※篆書は今でも実印などに使われる書体です。
太古の昔
亀の甲羅や牛の肩甲骨を焼いて
占いに使っていました
焼いた亀裂の様子で
大切な物事を占い
それに従って行動したりしたのです
人の上に立つ人は
そういうことに長けている人で
今で言えば「スピ系」かな
そんな占いの折
亀の甲羅の亀裂の形から「兆」ができました
そこに目がついて
「眺」
ちょっと客観的に見てるのでしょう
そう
儚げで美しい
色合いや様子を
うっとりと眺めています